デジタルヘルス領域でアンケート調査を実施したい企業を募集します。
横浜市では、IoT分野の「I・TOP横浜」と、健康・医療分野の「LIP.横浜」の2つのプラットフォームを活用し、デジタルヘルスケア分野の新技術・新製品の開発を支援しています。この度、デジタルヘルス分野における新たな支援策として、株式会社ディー・エヌ・エーの子会社である株式会社DeNAライフサイエンス(以下 DLS)と連携して、企業向けマーケティング支援事業を実施します。本事業では、企業が希望するテーマについて、DLSが実施するゲノム研究プロジェクト「MYCODE Research」に参加するMYCODE会員約12万人を対象としたアンケート形式によるマーケティング調査が実施できます。この調査によって、ニーズ把握や潜在的な課題を掘り起こし、事業開発に活用したい企業を募集します。
MYCODE Researchとは
DLSが2015年に開始したゲノム研究プロジェクト「MYCODE Research」では、MYCODE会員約12万人のうち、約9割の方に研究参加同意をいただいており、インターネットを活用することでユーザーコミュニティの個人が自らの同意の下で研究に参加して科学の発展に寄与できる、“Community-derived science”を実現しています。
一般的に研究参加者の募集は数ヶ月かかりますが、MYCODE Researchでは数日間で最大2,000名規模での募集を実現できた実績もあり、さらに試料提出やアンケート回答においても参加者の意欲が高いためタイムラグや回収漏れが少ないことも特徴です。
インターネットの活用による迅速かつ大規模な募集力とデータ回収率において高い評価をいただいており、開始以来これまで累計約40件のアカデミアや企業との共同研究を実施しています。
1.費用
1件当たり22万円
2.応募要件
応募にあたっては、次の条件をすべて満たす必要があります。
(1)横浜市内事業所・拠点を有していること。
(2)デジタルヘルスケア分野(※1)における製品・サービスを開発している企業であること(今後取組む企業も可)
※1 ヘルスケア領域において、デジタル技術を活用した産業を「デジタルヘルス」とします。
※2 申請内容が応募要件に合致したものか等を木原財団で確認します。
3.成果物の権利について
本事業による成果物(アンケート調査結果)については、横浜市でのデジタルヘルスケア分野の新技術・新製品の開発を支援事業に活かすため、横浜市及び木原記念横浜生命科学振興財団と共有します。
4.申請期間
2023年7月10日(月)~ 2023年10月31日(火)
※期間内であっても募集上限に達した時点で終了となる場合があります
5.募集者数
3社程度 ※原則先着順とさせていただきます。
6.応募書類の作成および提出
【様式の入手】
【提出書類】
・申請書1部
・会社概要がわかるパンフレット等 1部
【提出方法】
healthtech@kihara.or.jpへメールで提出書類を送付してください。
メール件名に必ず「デジタルヘルスアンケート調査」と記載してください。
7.問い合わせ先
公益財団法人木原記念横浜生命科学振興財団 事業企画部 小林
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-6 横浜バイオ産業センター
tel:045-502-4810 e-mail:healthtech@kihara.or.jp