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第28回・29回木原記念財団学術賞
記念講演会を開催しました!

2021年11月5日に、オンラインにて木原記念財団学術賞の記念講演会を開催しました。(日本生化学会大会共催)

2021年は木原均博士によるゲノム説確立から90周年となることから、特別講演も併せて配信しました。

オンライン講演会は学術賞の長い歴史の中、初めての試みとなります。

受賞者2名による受賞記念講演では、いずれもモデル動物を使い、種の進化の過程や繁殖活動の仕組みを解明するに至った、独創的かつ画期的な研究過程や成果をご講演いただきました。生物や研究への愛がこもる熱いご講演となりました。

特別講演は、「木原均博士のゲノム説90周年」と題して、木原博士による、ゲノム説確立までの経緯やゲノム分析の応用展開に関して、またそこから連なるコムギ研究の現在に関してのご講演をいただきました。

生化学会大会との共催により、学生・アカデミア・企業・一般の方々という幅広い層の298名の方々にご聴講いただきました。

 

【プログラム】
第28回受賞者 国立遺伝学研究所 北野潤博士
「野生動物の表現型多様化の原因遺伝子の解明」

 

第29回受賞者 名古屋大学 吉村崇博士
「脊椎動物の季節適応機構の解明」

 

公益財団法人木原記念横浜生命科学振興財団 常務理事 鈴木榮一郎
「ゲノム説90周年と木原記念財団学術賞」

 

横浜市立大学名誉教授  荻原保成博士
「木原均博士のゲノム説90周年」

 

多くの方々に木原均博士の偉業と木原記念財団学術賞の情報をお届けすることができました。

 

今後も、研究者の方々とともに未来へ。