共催イベント終了報告 横浜市立大学COI-NEXT主催 第1回クアトロヘリックスキャンプ in 横浜が成功裏に終了しました

メンタルウェルビーイング産業の新たな可能性を探る

2024年9月13日(金)・14日(土)の2日間、横浜市立大学COI-NEXTが主催する「第1回クアトロヘリックスキャンプ」が神奈川大学みなとみらいキャンパスにて開催されました。本イベントは、スタートアップ、大企業、自治体、大学の4つの異なるセクターが連携し、メンタルヘルスケア産業の創出を目指すオープンイノベーションの場を提供するものです。

 

メンタルウェルビーイング産業の新たな可能性を探る

今回のクアトロヘリックスキャンプは、「若者の生きづらさを解消し、ウェルビーイングの向上を目指す」ことを目的に、メンタルウェルビーイングに関連するスタートアップ企業と協賛企業、自治体、大学、市民(学生)を巻き込み、未来志向の共創の場を提供しました。スタートアップ企業10社、協賛企業6社、自治体関係者、横浜市立大学および神奈川大学の教職員・学生が集い、総勢77名が参加。メンタルヘルスケア分野での実践的な課題解決に向けた2日間にわたる合宿形式でのディスカッションと共同作業を行いました。

横浜市立大学COI-NEXTの支援と共創活動の進展

本キャンプは、横浜市立大学COI-NEXT拠点による「共創の場形成支援プログラム」の一環として実施され、企業やスタートアップ、自治体、大学が連携し、メンタルウェルビーイング分野における新たなビジネスモデルや技術開発に取り組む機会を提供しました。特に、スタートアップ企業と協賛企業が実際に課題を共有し、協力し合いながら具体的な共創プランを構築するプロセスは、実践的かつ成果志向のアプローチで、参加者全員が大きな学びを得ました。

2日間のキャンプで生まれた共創の成果

初日は、協賛企業やスタートアップ企業によるピッチセッションが行われ、各社が抱える課題や目指すべき未来像を共有しました。その後、One on Oneセッションでは、参加者同士が個別にディスカッションを行い、互いのビジョンを深めるとともに、今後の協業の可能性を探りました。
2日目は、参加者がチームに分かれ、共創の具体的なビジョンを実現するための計画を練り上げました。5つのチームがメンタルウェルビーイングの向上を目指す独自のプロジェクトを発表し、それぞれが独自の視点から社会的課題に挑むプランを共有しました。

 

今後に向けた展望と高い満足度

イベント終了後のアンケートでは、参加者の満足度は100%に達し、「とても満足」「満足」の評価を得ました。また、96%の参加者が今後のイベントにも参加を希望しており、横浜市立大学COI-NEXTが提供する共創の場の価値が高く評価されました。

横浜市立大学COI-NEXTは、今後も引き続き、スタートアップや企業、自治体、大学が協働して社会課題を解決するための共創の場を提供し、メンタルウェルビーイング産業の発展を支援してまいります。