木原記念財団学術賞

木原記念財団学術賞について

概要

制 定 平成4年6月24日
内 容 生命科学の分野で、優れた独創的研究を行なっている研究者を励まし、顕彰し、今後の研究発展の一助とします。
対 象 満50歳以下の研究者を対象とします。原則として毎年1件贈呈します。
募集/応募 生命科学に関する学会、大学、及び研究機関等の推薦による。
選考方法 木原記念財団学術賞選考委員会(委員は、選考のつど委嘱され、7名で組織される)が、審査・選考し理事会で決定します。
顕 彰 受賞者には賞状、記念牌、賞金200万円を贈呈します。

記念牌について

学術賞記念牌.jpg  木原 均博士は、国立遺伝学研究所在職中、初めて箱根のヤマボウシのある景観に出会い、その美しさに魅せられました。以後、「ヤマボウシを見る会」を主宰して、毎年、花の季節には箱根行きを楽しみましたが、ある年、ゴルフ場建設のために伐採され始めたのを知り、ヤマボウシ救済のために行動を開始しました。奔走の甲斐あって原生林53ヘクタールは「箱根樹木園」として残ることになり、樹木園の名誉園長となった博士は、終生、ヤマボウシの美しさを語り続け、広く世に紹介しました。
 また、昭和50年代には、木原博士を中心とした「芦ノ湖を中心とした箱根地帯における植物相の史的変遷の研究」チームが研究を進めていましたが、なかでも博士はヤマボウシの花の変異の調査と花器形成の研究に意欲を燃やしました。
 学術賞の記念牌は、右にヤマボウシのひと枝を配し、左に博士の言葉「地球の歴史は地層に生物の歴史は染色体に記されてある」(1946)の英文を純銀台に金彩で浮き上がらせ、クルミ材の額に納めたデザインとなっています。

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